ママチャリ事故急増中

ママチャリ事故の現状、子どもを自転車に乗せる際の心構えなどのアドバイス

 

ママチャリ事故急増中

保育園・幼稚園の送迎や毎日の買い物などで、ママチャリの前後に補助いすをつけて子どもを 同乗させるママは少なくないです。道路交通法では3人乗りは違反になるにもかかわらず、 前後に子どもを乗せているママも結構見かけます。けれど、これによる事故が年々増加しているのは ご存知ですか?しかも、このママチャリによる事故は大怪我につながりやすいということです。

この10年でママチャリによる事故の死傷者は2.4倍に増加。また、怪我の部位は頭部が半数近くというアンケート結果がでていることから、深刻な怪我につながりやすいということがうかがえます。事故のパターンとしては前乗せの場合は停車中の転倒が、後ろ乗せの場合は走行中の転倒や車輪への足の巻き込みが多いとか。

ある脳神経外科医によると、頭部外傷で病院に来る子どもの半数ぐらいはママチャリに同乗しての怪我で、大半は脳しんとうなどで安静にしていれば治るけれど、けいれんなどの後遺症が残るケースもあるということです。

ところが、全日本交通安全協会のアンケートによれば、幼児を自転車に同乗させたことがある保護者の95・4%が幼児用ヘルメットを着用させず、13・1%が転倒などで幼児の負傷を経験していたことがわかったそうです。負傷した幼児の96・3%はヘルメットを着けていなかったにも関わらず、幼児のヘルメット着用義務化について保護者の過半数が「なじまない」などと消極的な回答をし、後を絶たないママチャリ事故の実際と安全意識の乖離(かいり)が浮き彫りになったとのこと。
全日本交通安全協会ではこんなポスターを作成して配布し、ヘルメット着用促進を図っているらしいですが、どれほどの効果が出ているのでしょうか。

ママチャリ事故は、走行中が最も多いそうですが、停車中に自転車ごと転倒、というケースも意外に多いのです。転倒した場合、子どもは頭から地面に落ちるというケースが多い為、頭部の負傷が必然的に多くなります。子どもの背の高さより高い位置から落下するわけなので、かなりの衝撃です。また、補助椅子についている補助ベルトをしていることにより、体が固定されていることも頭から落ちる原因のひとつであると言えるそうです。子どもを一人で乗せたまま自転車を離れるという行為は絶対にやめましょう。

私の場合、今のところママチャリに娘を同乗させた経験はありませんが、友達に「子どもが喜ぶよ〜」とか、「行動範囲が広がった」なんて話を聞くと、乗せてみようかなと思ったりもしていました。でもこれだけ事故が多いというニュースを見ると、自転車の運転があまり上手ではない私としてはちょっと考えさせられますね。これだけたくさんニュースが流れているにも関わらず、相変わらずヘルメットを着用させないでいる人・・・そんなに自転車の運転に自信があるんでしょうか。「自分が転ぶわけない」「自転車が停止しているんだから、落ちても深刻なケガなんてしないはず」・・・そう思っているんでしょうね。けれど、その親の過信こそが大怪我につながり得るということをもう一度考えてみて欲しいと思います。

自動車の運転でもそうですが、事故は自分だけではなく、相手との兼ね合いにより起こるものです。
自転車に子どもを同乗させるなら、必ず自転車用ヘルメットジュニア用自転車用ヘルメットジュニア用を装着させるようにしましょう。

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