家庭内事故の応急処置を知る

家庭内事故の応急手当、対処法、心構えなどのアドバイス

 

家庭内事故の応急手当を知る

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家庭内での事故は、なるべく起こらないように防御策をとるべきですが、子どもが活発になるとともに、いつ遭遇してしまうかもわかりません。
起こってしまった時にあわてないように、応急手当の知識をある程度身につけておくと安心です。

心肺蘇生法の手順

(1)気道確保・・・あお向けに寝かせて、下あごを持ち上げ、空気が通れるようにする。口の中に詰まっているものが見えれば、この時点でかきだす

(2)人工呼吸・・・赤ちゃんの口と鼻を口で覆い、息を吹き込む。(2回)

(3)心臓マッサージ・・・おっぱいとおっぱいを結んだ線の中央から指1本分下がった所に指を2本当てて、胸の厚さの3分の1ほどがへこむように胸骨を圧迫する(5回)

(4)救急車を呼ぶ

(5)再び心肺蘇生法を続ける

誤飲の対処法

のどに詰まらせた
口をあけて、何が詰まっているのか見る→異物を押し込まないように注意して指でかきだす→赤ちゃんをうつぶせにして(頭を体より下にむける)手のひらで背中の真ん中を5回ほど強くたたく→詰まっているものが出てこない、出てきたのにまだ苦しそう・・・という場合は受診する。(顔色が悪くなってきた場合は救急車を呼ぶこと

吐かせる際の注意点
誤飲の対処法 吐かせてはいけないもの・・・・・強酸、強アルカリ性のもの(トイレの洗剤、カビ取り剤など)は、吐かせることでもう一度食道や粘膜を傷めてしまうので、絶対に吐かせないこと。灯油などの揮発性のあるものは気管に入ると肺炎を起こすので吐かせない。

誤飲の対処法 毒性の低いものは水を飲ませて吐かせる・・・水をたくさん飲ませることで毒性が薄められる。たくさん飲ませたあとで、舌の奥を指で押して吐かせる。

やけどの対処法

受診の目安
赤ちゃんは、体表面積の10%(大人の手のひら2つ分)以上やけどをするとショック状態に陥ることがあります。広範囲のやけどをした場合は、すぐに受診しましょう。また、顔や外陰部にやけどをした時、水ぶくれができたり皮膚がめくれている時にも受診しましょう。

絶対にしない!
アロエ、みそ、バターなど余計なものは絶対に塗らないこと。氷や保冷剤を直接患部に当てないこと。

部分的なやけど
流水で5分以上冷やすこと。洋服の上から熱い液体をかぶってしまった場合は、無理に洋服を脱がせようとせず、服の上から流水で冷やすこと。頭や顔など水で冷やしにくい部位をやけどした場合は、冷たいぬれタオルで冷やします。

全身やけど
水でぬらしたバスタオルでくるみ、救急車を呼ぶ。救急車が到着するまでの間は、体が冷えすぎないようにぬれタオルの上から毛布などを重ね、保温する。


我が家の体験談

娘がつかまりだちを始めた頃、テーブルの上のランチョンマットをひっぱり、ランチョンマットの上にのっていた、熱々のお味噌汁の入ったお椀がこぼれました。娘の泣き声で私と夫が気づき大慌て!お風呂場へ連れて行き、衣服の上から急いで冷たいシャワーをかけました。あとでよく考えれば直後に観察してどのあたりが濡れているのかを見れば、お味噌汁をどのあたりにかぶっていたのかわかったのでしょうけど、とにかくあわててしまいました。

シャワーをしばらくかけたあとで洋服をそっとぬがしてみたものの、どの部位も赤くもなっていませんでした。おそらくびっくりして泣き出したのだろうと思われます。
私も夫も「相手が見てていてくれるだろう」とお互いに思ってしまった、ちょっとしたスキの不注意から起こった事故でした。大事に至らなかったのはよかったのですが、反省して、娘が言い聞かせてわかるようになる年齢までランチョンマットの使用はやめることにしました。

頭を打った場合の対処法

赤ちゃんが泣き声をあげればひとまずは安心。抱き上げてあやしながら、頭部を観察します。傷はないか、嘔吐はないか、手足はきちんと動いているか、意識はしっかりしているかを確認します。頭を打った場合は、だんだんとぐったりしてくるというケースも考えられるので、最低でも48時間は注意して赤ちゃんの様子を確認しましょう。

こんな時には救急車を!・・・・・抱き上げてあやしても機嫌が良くならない、意識がない、意識があってもボーっとしている、けいれんしている・・・という時はすぐに救急車を呼びます。

我が家の体験談

娘が赤ちゃん時代(腰もすわらない頃)に2度、高い位置から落ちてしまうという不注意の事故をやらかしてしまいました。一度目は夫がソファに座らせていた時に、ソファから転落。横に座っているから大丈夫だろうと思った一瞬の心のスキが引き起こした出来事でした。

2度目は、お買い物から帰って荷解きをしていた時のこと。突然”ガタン!”という音が聞こえたかと思うと「ウワーン!!」という娘の泣き声がしました。私が見ると娘が床に転がって泣いています。どうやらラックから落ちたようでした。抱っこして帰ってきた夫が、ラックのベルトをせずに座らせてしまい、動いた娘が滑り落ちたものと思われました。こちらはソファよりも高さが随分あったのと、どうやって落ちたのか二人とも見ていなかった為、とても心配しました。大泣きしたあと、なかなか泣き止まないので、とても不安でしたが、しばらくして機嫌が直り、その後2日ほど様子を気をつけて観察していましたが、大丈夫なようだったので受診はしませんでした。

この2度の事故で夫は深く反省していましたが、私自身も反省した点があります。それは、自分が動揺している気持ちを娘が察してしまい、突然のことでびっくりしている上にさらに不安な気持ちにしてしまったのではないかということです。なかなか泣き止まなかったのも、痛みというよりは、気持ちの面で不安になったからかもしれません。「なんでベルトしないで座らせとくのよ!」と夫を責めながら娘を抱いていたり、自分がおろおろしたり・・・。
しばらくして、私自身が落ち着いて娘に語りかけた途端に泣き止んだので、このように考えたのですが、突然の事故で一番驚いているのは子ども自身なのだから、親はなるべく落ち着いて対処するべきだ、と身をもって悟りました。

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